海のカテドラル、バルセロナの旧市街にある教会。

ピカソ美術館のあるmontcadaモンカダ通りを、どんどん奥に進んでいくと、ボルン広場という、14世紀乗馬槍競技の行われた広場がある。
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この広場の入り口から30歩も入って一番最初に目に入る大きな建物が「海のカテドラル」 サンタ・マリア・デ・ラ・マルだ。

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カタルーニャゴシック建築のシンプルで、ちょっと無骨ささえも感じるのに、優雅な雰囲気を持っている。建物に寄り添う八画型の塔は、日が傾くと、まるで海に光を投げかける灯台のようにも見える。

2010年5月、ランダムハウスから文庫で出された、バルセロナの作家、イルデフォンソ・ファルコネスの世界ベストセラーになった14世紀のバルセロナを舞台にした歴史小説。

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舞台の中心地でありサンタマリア教会の建築と主人公達の人生、バルセロナを取り巻く、政治、宗教、戦争、そして黒死病、異端審判時代の流れに翻弄されつつも、中世の農奴という身分をすて、危険を冒し捨て自由を求めて旅立った父と子がその時代の中で人間性、尊厳をいかに抱き生きていくかという壮大な物語。

スペインの歴史を知らなくても、あっと言う間に小説の中に引き込まれて行きます。
去年読んだ本僕の中では第一位!

去年の9月にスペイン行ったときは、この教会の近くに宿を決めました。滞在中は毎日教会に通い、毎晩この教会を眺め、時代を想像しでました。バルウナット、アルナウを目の前に広がる町並みに。

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教会の内部も過剰な装飾はなく、それがあえて荘厳さを感じさせる。

内部の天井の煤は、スペイン市民戦争の時、火災で付いたもの。

この教会、14世紀当時海で生きた人々、港湾労働者、漁師、貿易を生業とした商人、富むものは建築資金の寄付を、富まざるのもは労働力を提供して建てた教会だ。海のカテドラルの中に書かれています。

教会の大きさは、バルセロナのカテドラル(大聖堂)と比べると決して大きくないが僕の一番好きな教会だ。

いつも飲んだくれたり遊んでばかりの生活、仕事もしてます。でも年間100冊は本読んでます。

時々読んだ本についてもちょっと書く予定。「永遠の0」は去年のベスト2

バルセロナや、スペインに関しての未発表のエッセイや紀行文、春ぐらいまでに新しくホームページもう一つ作って発表予定です。原稿用紙だと200枚以上はもう書いてます。推敲と、画像編集中です!

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この記事へのコメント

megumi
2011年01月13日 00:20
「海のカテドラル」私もハマリました。アルナウ、バルナット、そして哀しいジュアン…。街と人間の壮大な歴史物語。montcada通りのあたり、懐かしいですね。

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